元町沖の戦い! 大島レース2024

good memories

今年もやってまいりました第74回を迎える伝統の大島レース。

葉山スタートー初島ー大島ー葉山フィニッシュの約90マイル。最新鋭のクルーザーレーサーからオールドファッションなボートまで相模湾で活動する精鋭15艇が参加。

今回もAphrosチームにて参戦。新しいシステムを導入したりと事前準備も万全で必勝態勢で挑みました。

第一章 シーブリーズのタイミングはいかに?軽風アップウィンド

Way Pointは242度、南東風の微風、ポートタックリーチング。

今回もレーティングは下から3番目。スタートは森戸からのパフが続きそうな本部船側からポートタックで無難にスタート。ジェネカーホイスト!X旗が上がり2艇が出てた模様。

しかし微風のためスピードがなく上側のシャドーでスタートダッシュに失敗!上突破されるのを待ち。。。

ジェネカーに風が入ったのでスピードアップ!で今度は上突破wフリートの前に出ます。

スタートを上手く飛び出したのは昨年の覇者〈GASPARD3〉そして〈GRAND BLUE〉〈PROPAGANDA〉を後ろから追いかけます。

アウター側スタートしたのは沖縄レース覇者の〈CRESCENT IV〉〈MISS NIPPON VIII〉〈 CONSTELLATION〉非常に不安定な風で苦戦模様。

我々のポジションは弱いながらもなんとか走り続ける。

しかしすぐに風が前に回り不安定になりヘディングをWay Pointにキープできなくなったので早い判断でジブアップジェネカーダウンA0アップ!A0を開く前のファイナルコールでしっかり風が入ってきたので開くの止めて様子をみることに。A0はそのままステイ。

PHOTO by Yoshihiko Higuchi A0ステイでタイミングを伺う〈APHROS〉(Ker33)

〇〇ホイストとアウトサイドシートでヘッドセイルシェイプをコントロール。

パフの入り方、潮流の影響で徐々にフリートが形成。

そして徐々に風速が上がり後ろから40ft艇団に抜かれはじめる。

初島手前ではどんどんリフトしながらTWS16ノットといい風が入ってきてウォーターバラスト搭載の〈CRESCENT IV〉が快調に走っていたのが印象的。

今年も初島をほぼレーティング通りに回航。大きなドラマは無し。

初島西岸の「初島フィッシャリーナ」を方位90度に見た自己申告によるロールコール情報

1 トレッキー 14:11
2 ガスパール 14:12
3 マウピティ 14:14
4 ハナミズキ 14:15
5 クレセント 14:17
6 ミスニッポン 14:20
7 チャーチャン 14:24
8 コンステレーション 14:25
8 アンディアーモ 14:25
10 アフロス 14:26
11 あすなろ 14:33
12 グランブルー 14:34
12 ビスコンティーナ 14:34
14 プロパガンダ 14:40
15 シャークX 14:45
16 ゲフィオン 15:05

第二章 「渡れんじゃね?」

初島回航前、パフが入るとリフト、抜けるとヘダーしていた。

回航後クローズホールドになり複雑な潮流の影響で波が悪くたたかれながらもスピード重視で走らせていたが初島回航前と同じようにパフはかなりリフトしはじめたのでフリートに対して高さをキープできるように走らせることに。

南から強い潮流があるのでSOG、COGとにらめっこ。目指すは大島千波埼

先行艇団はセオリー通りのコースをキープ。唯一先行艇団の中で〈HANAMIZUKI〉だけが高さをキープしている、後ろからのビジョンなので前後などの位置関係のロスゲインはわからない。

パフの強さ、リフト感、BS感で決断しました。渡ります!

第三章 川奈沖から快調な渡り

いよいよ大島千波めざして渡りに入ります。Portタックのクローズホールドを集中しながら波にたたかれないように走らせます。完全に千波に向きました。更にリフトしリーチングです。先行艇に対しての景色かなりいいです。

アウトサイドシートでジブトリム。スピードに集中します。

先行艇団がみるみるうちに大きくなってきました。

ドラマの予感が。。。

第四章 大島元町沖の戦い!

とっつくにつれ。。。風はヘロヘロになりそして先行艇団に追いつきました!しかし。。。

大島ビックブランケットでのたうち回ることに。

我々はここで先行艇団に追いついたのでリスクより確実性を優先させました。

沖側は若干風が吹いてるように見えたけど強烈な北流。岸べたは潮は弱そうだが風が無いように見えるし出てこれなくなりそうで怖い。。

〈CHAR CHAN〉は果敢に岸べたを攻めている、確かに走ってはいるが怖くて行けない。

しばらくのたうち回り10艇身先行の〈CRESCENT IV〉がA0を展開。東っけのわずかな風を受けて開いている。我々にも同じ風が入り!よし!脱出できそうだ!と思った瞬間。。。

無情にも風はなくなり、、、消えてしまい。。。。。〈CRESCENT IV〉は遥か彼方へ。

ここからが長かった。潮に流されながらチャート上ではバックしている。。。

〈CHAR CHAN〉と〈GRAND BLUE〉は岸べたをせめて見事千波をクリア。航海灯が暗闇へと消えていく。むなしい(汗)

我々はのたうち回りながら〈HANAMIZUKI〉〈PROPAGANDA〉〈1122TREKKEE〉〈ASUNARO〉〈ANDIAMO III〉6艇で超接近戦!!ふわっとひと吹きのパフで懸命に前に出す。

なんと予想とは逆に西からそよっと入り沖側にいた〈GASPARD 3〉が走り出す。それをみて先ずはあの風を狙ってウィンドシーカ!走り出す!BS3ノットを超えてきたのでJ1ホイスト!しかしまた風が消えて失速!ウィンドシーカホイスト。。しかし激流ポイントから逃れたのかかすかに前に走り出し。本物の東っ気の風が入りだした!J1ホイスト!そして〈PROPAGANDA〉と共に脱出成功!

どんどん風速も上がりだし快調にスピードアップ!〈PROPAGANDA〉に対して回航後の展開を考えてスピードよりポジショニングをキープ。そしてやぁっと大島竜王崎回航。

「大島竜王崎灯台」を方位0度に見た自己申告によるロールコール情報です。

 1 クレセント 19:22
 2 チャーチャン 20:07
 3 グランブルー 20:10
 4 ガスパール 20:25
 5 アフロス 20:35
 5 アンディアーモ 20:35
 7 あすなろ 20:37
 7 プロパガンダ 20:37
 9 シャークX  20:41
10 トレッキー 20:43
11 ハナミズキ 20:45
12 マウピティ 20:49
13 ビスコンティーナ 21:03
14 ミスニッポン 21:04
15 コンステレーション 21:10
16 ゲフィオン 21:35

第五章 真夜中の北上アップウィンド

今回も無風スポットはありませんがまだまだ気を抜けません。大島を離しつつタックのポイントを探ります。どんどんヘダーしタックをすれば葉山を向く。しかしあと少し。。

伸ばして下先行していた艇がタックしたタイミングで同時にタック。

長いSTBタックの始まり。

風は相変わらず不安定で潮流も複雑。BSを重視しつつSOG、COGをワッチ。

AISのおかげで本船たちも早い段階で避けてくれる。一昔前では考えられないが非常に安心感を感じる。

途中40ft艇団に猛追され抜かれましたが三浦半島沖で風速が弱くなり抜き返し!最後まで気を引き締めます。風よ続けと祈りながらなんとかかんとか

結果は。。。

02:43:21にフィニッシュ!所要時間は15:43:21、修正58,469秒。なんと今年も64秒差でTOP3入りならず。残念!くぅ~~(泣)

結局、大島元町沖でピットストップ時間が短い順から順位が決まったレースでした。

力不足でした。また一から出直します。

運営されたHMYCの皆様、参加された皆様、お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!

レースリザルト↓

https://hmyc.or.jp/wordpress/wp-content/uploads/2024/04/2024_oshima_IRC_Result.pdf

PHOTO by Yoshihiko Higuchi 大島レースでは優勝もしくは準優勝と強い 大島を知り尽くした?〈GRAND BLUE〉(X35 MOD)
PHOTO by Yoshihiko Higuchi 見事ファーストホームの〈CRESCENT IV〉 (J121)
PHOTO by Yoshihiko Higuchi リコール解消後リスタート!その後猛追そして果敢な走りで大島攻略の〈CHAR CHAN〉(MAT1070)
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