10月23、10月29〜30日、蒲郡沖で「第47回東海チャンピオンシップ」が開催されました。
この大会は2週にわたりインショア5レースとディスタンス1レース(得点係数1.25)で47回を迎える東海地区最高峰の伝統的なシリーズレースです。
コンディションは蒲郡らしい最高のコンデションで6ノット前後の軽風から20ノットを超える強風まで6レース中5レースがおこなわれ、IRCクラス7艇(X35~MINI 6.50 POGO2)、TRSクラス(東海ローカルレーティング)7艇が集まり、秋晴れの絶好のコンディションでレースを楽しみました。
今回私が乗ったのは〈KLC HORIZON6〉でタクテシャン兼メインセイルトリマーで参加させていただきました。
10月23日は北西20ノットの「THE蒲郡」と言わんばかりの絶好のコンデションでレースタイムも1時間ちょっとと申し分なくテンポよく2レースを実施。我々は無難に走り1-1と幸先の良い滑り出し。
翌週の10月29日ディスタンスレース、コースはラグナマリーナ前スタート→蒲郡航路ブイ→佐久島→蒲郡航路ブイ→ラグナマリーナ前フィニッシュという約30マイルのコース。
前日にコース変更があり佐久島回航ではなく手前の吉田沖浮標回航へと変更し約24マイルのコース変更。
【ヨットレースの開催場所としては三河湾は絶好の環境】
皆さんも既にご存知かと思いますが三河湾はヨットレースに必要な環境はすべてそろってると思います。まずいい風も必ずと言っていいほど吹きます。マリーナもしっかり整備されてビジターの受け入れもスムーズです。レース海面まで近いです。水深も浅いのでコース設定もスムーズで風さえ安定してればサクッとレースができます。特にJSAF外洋東海の三浦さんがレース委員長の時は風の特性も熟知されているのでフェアなコースでレースができます。
三河湾には多くの小さな島が点在しているのでディスタンスレースにはもってこいです。
たとえ台風が発生して接近していてもうねりが入ってこないのでレース中止になることは少ないです。(大阪湾も同じです)
温泉街ですし宿泊先やおいしい食事もあります。
いいことづくしですね。
※唯一の難点は新幹線豊橋駅にひかりが2時間に1本しか停まらないことです…
さて話はもどり
10/30最終日は3レースが予定されスタート予告信号時間は8:55
朝は北西10ノット強でしたが最新の気象予報ではどんどん落ちてくる予報。
どんどん風速が落ちる中、苦手な軽風を克服しこの日も2-1とすばらしい走りでIRCクラス優勝することができました。
伝統の東海チャンピオンシップは参加艇数は減っていて寂しい感じはしますが、JSAF外洋東海のしっかりとした運営できっちりとしたレースが行われます。おそらくレース運営では日本一ではないかなと感じています。
こういった選手権レベルのレースが国内でどんどん活性化されればなぁと思います。
来年の東海チャンピオンシップも目が離せませんね!