頼れる兄貴

good memories

羽田に向けて電車移動中、ふらっとセイラーっぽいイイ男が乗って来た。

誰かと思ったら、曲がったことが大っ嫌いな男代表、何事にも100%全力で取り組む伊藝徳雄。

こんなところで会うなんてw

やはり強い繋がりを感じる。

ふと伊藝さん(以下ノリさん)との出会いを思い出してみた。

あれは20年ぐらい前、アテネ五輪を目指してスポンサーを募るために、当時日大ヨット部の先輩の小林さん、石黒さん(ゴリさん)に誘われてプラトーカップの表彰パーティーに出向いた時だった。

その時に多数の方々を紹介していただいき話し込んでいると。

一際大きな声で話しをしている ニッチャレのジャケットを羽織った男がいた。

それが伊藝徳雄だった。

心の中ではなんだこのパーティー野郎はwというのが初めの印象だった。

そんな印象だったけどいつしか憧れのセイラーとなっていた。

気付けば一緒に乗るようになり、レースで大敗して悔しがったり、時にはロングレースで嵐に遭遇し、めちゃくちゃにされて疲弊したり、優勝してがっちり抱き合いながら喜んだりと何度も喜怒哀楽を共にしてきた。

そんなノリさんは花形ポジションのバウマンをやることが多く、花形ポジションだけにちょっとしたミスが大きなミスっぽく見えちゃったりと後方のポジションから叱られたりとなにげに苦労していた。

そんなノリさんは常に上を目指して努力を惜しまない。

こんなエピソードがあります。

キールボート経験しかなかったノリさんはセーリングスキルアップのために40歳からディンギーにチャレンジしはじめた。

なんとフォイリングモスに!

なんと無謀なことを。

とその時は思ったけど、努力に努力を重ね今ではフォイルジャイブ、そしてフォイルタックまで決めてしまうほど上達。ホントにすばらしい。

そしてそんな努力が実り昨年はTP52スーパーシリーズの年間チャンピオン&ワールドチャンピオンとなった。

そんなノリさんが大好きだ。僕も負けてる場合じゃない。頑張ろう!

。。。。

で、相変わらず電車の中でも人目をはばからず熱くヨット談義。。

ノリさん、ちょっと声大きいかもwと思いながら羽田に到着。

僕は関西。ノリさんは北九州。

北九州便は爆風で着陸できずに引き返すかもって言ってたけど無事に飛行機着陸できたかな?

allez! ノリさん!

タイトルとURLをコピーしました