今後の全日本ミドルボート選手権の発展に向けて

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レースフォーマットを見直すべき

真夏の三日間でインショア7レース、25マイルディスタンスレース1レースの合計8レースはかなりタイトだと思います。今回は風に恵まれましたが灼熱での一日4レースは熱中症の危険があり非常に危険ですので見直す必要があります。

またディスタンスレースにおいても中日で行うのではなく最終日にして二日間で何レース以上成立していない場合はインショアレースを行うなどの工夫が必要だと思います。

※SIに記載しレースフォーマットの変更を認める

一日の最大レース数4レース??

全日本選手権とうたっているのでしたら一日の最大レース数は3レースが望ましいと思います。

クオリティーの高いレースが期待でき全日本選手権に相応しいコンディションが期待できる。

参加制限は全長ではなくTCCで決めるべき

日本ミドルボート協会規約

第5条 ミドルボートクラスとは、モノハル艇で全長が7.9m以上11m未満の艇。

今回最大レーティングのK-36 SAMURAIのTCCは1.182

これは国内のFAST40+以外ほとんどの艇が参加できるレーティング数値です。

最小艇と最大艇で1時間のレースで616秒(10分31秒)あってはやはり質の高いレースは厳しいですね。

日進月歩でハイテク化が進んでおりますので、全長ではなくTCCで制限した方が全日本選手権に相応しいコンペティティブなレースが期待できるのではないでしょうか。

現在、協会規約はあるようですがミドルボートクラス規則というものが存在しません。

今後のミドルボート協会の発展のためにも上記を踏まえてまずはミドルボートクラス規則を確立していただくのが急務かと思います。

他にも、女性クルーや30歳以下のクルーの問題などもあり参加を断念されたチームもあったと聞きます。どのチームにもチーム事情がありますが全国のキールボートセイラーがこぞって集まり楽しい全日本ミドルボート選手権が開催されることを楽しみにしています。

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